巨人中井大介内野手(27)が30日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸1400万円でサインした。43試合の出場にとどまり「(球団から)もうちょっと結果を出してほしかったと言われ、自分自身そう思う」と振り返った。「試合機会はあったが、結果は胸を張れるものを出せずに悔しい」。内野と外野での起用となった今季に続き、来季も守備では“二刀流”となる見通しだ。

 ただ持ち味の打撃に関しては手応えをつかんでいる。「打撃で今年はシーズン中に迷うというか、フォームが固まらなかった。秋の時点で、コーチと話してしっかりと取り組めた。これでやっていくという手応えはある」。宮崎秋季キャンプでの練習試合ハンファ戦では本塁打も放った自信を、来季までにさらに大きくしていくつもりだ。(金額は推定)