西武山田遥楓内野手(20)が1日、契約更改交渉に臨み、現状維持の推定年俸600万円でサインした。

 「元気あるのはわかるが、何か1つ考えてやってみろと言われました。1年目と結果が変わってなかった。やっぱり結果の世界。結果を何とか残さないと」と振り返った。

 1軍デビューに向け、課題に挙げるのは打撃。「高い打率を残せるように、高い確率でミートする。そのために無駄な動きをなくす。そうやって考えていかないといけないと思います」と道筋を見据えた。

 オフは同郷の辻監督が地元佐賀で、後進育成に協力してきた「チーム辻」に今年も参加する。「監督になられて、今年は忙しくなるので、来られる機会は少なくなるかもしれない。でもお世話になります」。10月のフェニックスリーグでは、すでに守備の動きの硬さやステップワークの改善点などを指摘された。「同郷の大先輩。1軍に呼んでもらえるように頑張りたいです」と恩返しへ意気込んだ。