巨人の原辰徳前監督が3日、東京都内で母校、東海大の客員教授就任の記者会見に臨み「少しでも前を向いて、挑戦していくことを伝えたい。自分の経験を伝えることなど、できることは汗を惜しまずにやっていきたい」と抱負を語った。定期的な授業は行わず、特別講義が主な活動になる。

 原氏は神奈川・東海大相模高から東海大を経て巨人に入団し、中心打者として382本塁打を記録。監督としては7度のリーグ優勝と3度の日本一を達成した。2009年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、監督として日本を2連覇に導いた。