ロッテ中村奨吾内野手(24)が6日、千葉の市川市立第一中学校で教壇に立った。

 日本サッカー協会(JFA)の「夢の教室」プロジェクトで、「夢先生」として登場。2年生の生徒34人と体育館で一緒にボール遊びなどをした後、教室に移動し、これまでの野球人生を紹介した。

 レギュラーになれなかった高校2年の時、先輩が自主練習に付き合ってくれて夏にレギュラーになれたことや、大学4年でキャプテンに指名され、急に打てなくなったが、身の回りの小さなことから取り組んで復調のきっかけをつかもうとしたことなどを披露した。

 最後に「壁にぶつかっても、ぶつかり続けて下さい。壁にぶつかった時に成長できる。逃げたら、また逃げないといけなくなる。壁を壊す方法も分からないままになる。成長のチャンスで逃げずにぶつかって欲しい」と締めた。