西武牧田和久投手(32)が6日、西武プリンスドーム内で契約交渉に臨み、2500万円アップの年俸1億円+出来高でサインした。

 7年目の来季、国内FA権の取得要件を満たす可能性があり、球団からは2年契約を提示されたが「断りました。ありがたいお話しですが、1年1年が勝負。どうしても複数年になると甘えが出てしまうかもしれない。1年しっかり勝負して、その先を考えたい」と明かした。

 今季は中継ぎとして50試合に登板し、7勝1敗25ホールドの防御率1・60。6月に右膝痛で約1カ月の離脱はあったが、欠かせないリリーバーとしてチームを支えた。初の大台突破には「ようやく乗りました」と苦笑い。来シーズンの目標には日本一を掲げ、「結果を出さないと(1億円での契約は)出来ないこと。これに満足せず、さらに成長出来るように、しっかり練習して鍛えていきたい」と表情を引き締めた。(金額は推定)