ソフトバンク工藤公康監督(53)が11日、東京・神宮室内練習場で現役時代から続けている二十一世紀倶楽部「チャリティ・キッズ・ベースボールスクール」を開催し、子どもたちを指導した。

 投手の子どもたちには、軽い子ども用のカラーバットを持って投げる動作をくりかえさせ、最後に発泡スチロール製のボールを投げさせた。真っすぐ正しい腕の振りでなければ、左右に曲がってしまう。工藤監督はお手本を見せ、真っすぐ伸びるような球を投げてみせ、子どもたちを驚かせた。

 工藤監督は「ちょっとしたきっかけで、野球はうまくなる。こういう練習を覚えて、また続けてくれれば。いいフォームだと、ケガが少なくなるし、楽しく野球ができる」と話した。