ヤクルト・ドラフト1位の寺島成輝投手(18=履正社)が16日、短距離走でも高性能ボディーを証明した。

 新人合同自主トレで30メートル走。6人中最速の4秒12だったが、それ以上に橘内トレーナーが感心したのが体幹の安定感。「あの年齢では希少価値が高い」とぶれなさを評価した。高校時代はライオン、カエル、ウサギなどの動きで体幹を鍛える「クリーチャートレーニング」に取り組み、寺島は「アニマル(トレ)が生きているのかな」。