正捕手を狙う阪神梅野隆太郎捕手(25)がスチール練習で自慢の強肩を披露した。5度盗塁を挑まれて5度、弾丸ライナーのような送球で刺した。全体練習後は金本知憲監督(48)が付きっきりで特打を実施。82スイング中、柵越え18本と調子は上向きだ。

 金本監督から連日の指導を受ける梅野は「前に突っ込んでいたので、突っ込まないようにということを言われた。1日でも早く理想のバッティングに近づけるようにしたい」と表情を引き締めた。