オリックスが逆転負けした。1回に藤浪を攻めて2点を先制も、2回に近藤が鈴木に逆転3ランを被弾。4回に若月の同点打で追いついたが、9回に4番手ウエストが2点を勝ち越された。

 福良淳一監督(56)は「終盤の失点は昨年からの課題。そこをどうするか。(3万人近い観衆に)いい雰囲気で緊張感ある野球ができた。選手にとっては良かった」と振り返った。

 惜敗となったが、7日にWBC初戦を迎える侍ジャパンにはエール。「いい形で入っていけると思う。(侍打線は)2回のようなつながりが出てくれば大丈夫。ちょっとしたきっかけと思う。安打は少ないが、振れてないわけじゃない。プレッシャーはすごいと思うが、これだけのメンバー。絶対に勝てると思うので頑張って欲しい」と話した。