楽天打線がWBC日本代表の千賀を攻略した。1-0の4回に、5安打6得点と爆発した。

 口火を切ったのは聖沢諒外野手(31)だ。4回2死一塁から初球をたたき、右翼フェンス直撃の適時三塁打。「狙った球をしっかりスイングすることができた。今シーズン初打点なのでうれしい」。なおも一、三塁で、今度は嶋基宏捕手(32)が「いい流れで回ってきたので、とにかくランナーを返すことだけを考えて打席に入った」と、右翼強襲の適時打でさらに1点を追加した。

 さらに、茂木栄五郎内野手(23)に1発が出た。真ん中に甘く入ったスライダーをフルスイングした打球は、右翼スタンドに飛び込む2号3ラン。「久しぶりに力みなく、しっかりと自分のスイングができた」と満足げに語った。