広島新井貴浩内野手(40)とブラッド・エルドレッド内野手(36)が3回にそろって2打席連続本塁打を放ち、巨人先発内海をKOした。

 まずは新井。同点の3回1死一、三塁で内海の外角球をたたいた打球は、右翼方向へ高く舞い上がり、巨人ファンが待つ右翼席に吸い込まれた。「チャンスを作ってくれたので、しっかりかえすことができて良かったです」。13年5月7日巨人戦(東京ドーム)以来の2打席連弾となる3号勝ち越し3ラン。通算2120安打は、広島OBの前田智徳氏を抜いて球団3位となった。

 エルドレッドも4号ソロで続いた。2死走者なしから再び新井と同じ右翼席へ。16年9月29日巨人戦(東京ドーム)以来の2打席連続本塁打で巨人を突き放した。