日本プロ野球組織(NPB)は20日、国際関係委員会を開き、米大リーグ球団による日本のアマチュア選手へのスカウト活動について、実態調査に乗り出すことを決めた。

 プロ野球12球団のスカウトはアマ選手への事前接触が制限されているが、米球団のスカウトには活動を制限する規定がない。このためプロ、アマで合意した上で大リーグ側にスカウトの登録制を提案したが、難しいとの回答をされていた。

 島田利正委員長(日本ハムチーム統括本部長)は「どんな人が来ているのか分からない。1度調査をやりましょうということ」と説明した。

 [2009年4月20日20時11分]ソーシャルブックマーク