西武は28日、所沢市の西武鉄道本社ビルで出陣式を行い、トークショーには大型新人の菊池雄星投手(花巻東高)や16年ぶりに古巣に復帰した工藤公康投手らが登場した。

 工藤と初めて顔を合わせた雄星が「取り組み方を一から山積みになるまで勉強したい」とあこがれの左腕にアドバイスを求めると、球界最年長のベテランは「何を聞いてもらっても大丈夫」と快諾。親子ほど年の離れた2人が会場を盛り上げた。

 式には過去最多の5250人が集まり、目前に迫ったキャンプに向けて渡辺久信監督が「しっかり土台をつくり、最高のパフォーマンスを見せるように頑張る」と意気込みを語った。

 [2010年1月29日2時34分]ソーシャルブックマーク