<ヤクルト12-2広島>◇28日◇神宮

 広島今井啓介投手(23)の乱調が大きく響いた。1回、先頭青木に四球を与えると、2死二塁からホワイトセルにあっさり中越え適時二塁打を浴びて先制された。1点リードした4回にはまたも先頭ホワイトセルに四球を出し、2死後に3連打で3失点。5月16日の日本ハム戦(マツダ)以来の登板で結果を残せなかった。打線も先発全員安打をマークしながら2得点止まり。投打の歯車がかみ合わず、野村監督も「指導の仕方や言い方も変える。ここまで結果が出ないと、僕自身、責任を感じる」と苦悩の表情で話した。

 [2010年7月28日22時28分]ソーシャルブックマーク