<巨人5-2横浜>◇14日◇東京ドーム

 最後は“笑撃”のラストが待っていた。9回2死満塁のピンチ。巨人マーク・クルーン投手(37)はひざをついて石川の投ゴロを捕球した後、球を転がして一塁へ送り、間一髪でアウトにした。立ち上がって投げても十分にアウトにできるタイミングに見えたが、クルーンは「石川は俊足だから、立って投げたら間に合わない。思い切り転がすしかないと判断した」と説明。一塁手のエドガーは「緊張した。ゴロの送球は初めて」と想定外の珍プレーに苦笑いだった。

 [2010年8月14日23時46分]ソーシャルブックマーク