<阪神4-7ヤクルト>◇10日◇甲子園

 ヤクルトが鮮やかな逆転勝利を収め、貯金を再び1とした。1-2で迎えた7回、阪神の2番手福原から、先頭の畠山和洋左翼手(27)が左翼席にソロアーチを放ち同点。さらに無死一、三塁から川端慎吾内野手(22)が勝ち越し左前打を放つなど、この回4-2と逆転に成功。8、9回にも効果的に追加点を奪い、リードを広げた。小川淳司監督代行(53)は「あのホームランが大きかったですね。先頭を打ち取られるのと、そうでないのとはえらい違いですから」と畠山の一撃を評価。「相手が久保の時は必ず(投手陣が)大量失点になっていたけど、石川が2点で踏ん張ったのが大きかったんじゃないかと思います」と、7回途中6安打2失点と力投して9連勝で11勝目を挙げた石川雅規投手(30)のこともねぎらっていた。

 [2010年9月10日23時23分]ソーシャルブックマーク