野球日本代表の小久保裕紀監督が1日、沖縄・久米島の楽天から12球団のキャンプ視察をスタートさせた。

 楽天ドラフト1位入団の注目ルーキー、松井裕樹投手(18=桐光学園)のブルペン投球を見守り「初めて生で投げる姿を見た。工藤公康さんの投球フォームに似ている。注目の高さを感じさせる腕の振りをしていた」と称賛した。

 小久保監督は汗ばむ陽気の中、スーツ姿で球場を巡回。松井裕については、移動予定の時間ぎりぎりまで粘って「最後どうしても投げる姿を見たかった」と、投球をチェックする念の入れようだった。

 2日は沖縄・石垣島のロッテを視察する予定。