<オリックス8-1楽天>◇16日◇京セラドーム大阪

 オリックスが金子千尋投手(30)の好投と打線の援護で、1997年以来の首位ターンを決めた。

 初回に糸井の11号2ランで先制し、3、4回はT-岡田、5回はヘルマンの適時打で中押し。終盤もダメ押しの3点を挙げた。7回1失点の好投で3連敗中のチームを救い、9勝目を挙げた金子は「オールスター前には勝っておきたかった。ゼロで抑えれば負けることはない。初回からとばしていきました」と、中心選手の貫禄を見せた。