37年ぶりに春季高校野球兵庫大会に出場した県立進学校・神戸のエースでプロ注目の舩見(ふなみ)将太投手(3年)が、明石商との2回戦(G7スタジアム神戸)で152球完投の熱投をみせた。

身長170センチ、体重66キロの最速140キロ左腕は、広島など4球団が視察する前で9回9安打2奪三振5失点。1点差で競り負け「夏に向けてストライク先行のピッチングを」と課題を挙げた。小学6年でオリックスジュニアに選出され、鷹匠中学時代は学校の軟式野球部で県大会優勝。この日は3番で5打数4安打1打点と打撃でも奮起した。