<ロッテ4-3西武>◇10日◇QVCマリン

 ロッテ岡田幸文外野手(30)が好守を連発して成瀬を盛り立てた。

 3回1死、炭谷の打球を背走してジャンピングキャッチ。続いて、熊代の左中間への打球をスライディングしながらすくい上げた。岡田でなければ二塁打と安打で同点に追いつかれていたかもしれない場面。その流れに乗って、3回裏の3点が生まれた。

 伊東監督も「あの守備は大きかった。最近、スタメンで出られなかったが、岡田が流れをつくってくれていた。今日は、苦手なサイドスローだったので、スタメンに入れようと思った」と、起用が好結果につながったことを喜んだ。