ロッテ伊東勤監督(52)が13日、石垣島キャンプの第3クール3日目を総括した。

 ブルペンで今キャンプ最多の215球を投じた涌井秀章投手(28)について。ソフトバンク打線をイメージした内容に「イメージしながら投げるのは非常にいい練習だと思う。積極的に球数も投げているようだしね。この時期にいろいろなボールを試すのはいい」。

 明日14日の紅白戦先発投手の川満寛弥投手(23)について。「ずっと良かったが、チャンスをみすみす手放しているようなところがある。かなり調子はいいので期待している。だいぶ体に強さが出てどっしりしてきた」

 連日、熱のこもったブルペン投球を行っているドラフト3位の岩下大輝投手(18=星稜)について。「何日もブルペンは見ている。高校生ルーキーとしては完成度はそこそこだが、急がせて作るより、卒業式が終わってぐらいからかな。早ければ夏ぐらいに投げられたら」

 2年目の二木康太投手(19)について。「ここ数日力のあるボールを投げていた。角度のある真っすぐが魅力。うちは落ちる系のボールを投げる投手が少ないので楽しみはある」。