<東都大学野球:日大3-2亜大>◇第3週2日目◇19日◇神宮

 日大がバッテリーの活躍で今季4試合目にして初勝利を挙げた。延長11回、1死一塁から柴原健介捕手(3年=履正社)が適時二塁打して決勝点をたたき出すと、先発の山井佑太投手(4年=宇都宮南)は11回を2失点で投げ抜いた。スライダー、カットボールが切れ、12奪三振。山井も神宮初勝利だった。「強気でストライクを取りに行った。こんなうれしいことない」と山井がいえば、柴原は「まっすぐを待っていました。投手が頑張っていたんで、なんとか1本欲しかった」と、ともに笑顔で初勝利を振り返った。