ヤクルト倉島専務は6月30日、今後日本プロ野球組織(NPB)から「ドーピング違反」で制裁を受けた選手へは即解雇処分とする方針を明らかにした。リオスの薬物違反発覚に伴い、29日までに1・2軍全選手へ再発防止の注意喚起をした一方、同専務は「健康食品を扱っている会社で、次に(違反が)あったら球団存続にかかわりかねない。NPBの処分が決定した場合には、程度にかかわらず、解雇する旨を伝えました」。親会社が行うコンプライアンス委員会と同様の研修を、オフ期間中に選手へ実施することも検討している。