オリックスは“疲労困敗”だ。

1点を追う8回に同点に追いつく反発力は見せたが、9回に力尽きた。今季ワーストタイの4連敗で借金は最多6。首位ソフトバンクとの差はついに、10・5ゲームまで広がった。チームは6日に大阪を出発し、仙台、秋田、宮崎、鹿児島、沖縄、大阪と10泊11日、約5000キロの長距離遠征。16日の休日を挟んでようやくホームに帰ってきたが、無念のお疲れ負けだ。中嶋聡監督(55)は険しい表情を浮かべ、敗戦の責任を受け止めた。

「流れが来ないのは、(全体が)最低限というところでまだまだ足りていないから。それができていないのは俺らの指導力不足でしょうし、責任はこっちにある。何かちょっと重荷を感じますよね」

ただ、打線は復調の気配をみせた。2点を追う5回2死二塁からこの日昇格した太田が反撃の中前適時打。8回に再び2点差とされたが、福田、紅林のタイムリーで2点を加え、同点とした。6日以来11日ぶり、5試合ぶりの複数得点を記録し、5試合連続1得点以下の球団ワーストタイ記録は回避した。

同点の9回に登板したルーキー高島が、1死満塁から村林に勝ち越しの左前適時打を浴びるなど2失点。踏ん張れなかった無念は残る。だが史上3人目のNPB250セーブに王手をかけている守護神平野佳が、右肘の張りが回復して1軍に戻ってきたのは明るい材料だ。首位ソフトバンクとはついに2桁のゲーム差が開いたが、21年は首位との11・5差を、22年は借金7からひっくり返して優勝した。ギブアップするにはまだ早い。【古財稜明】https://www.nikkansports.com/baseball/professional/team/buffaloes/news/--