原監督に後悔させるぞ!

 前日15日に発表されたWBC日本代表第1次候補から漏れた阪神岩田稔投手(25)が16日、シーズンでの雪辱を誓った。この日は甲子園クラブハウスで自主トレ。「自分の力のなさを感じた。選ばれなかったのは、もう少し力をつけろということ」と話したが、実は悔しい。巨人戦で原監督を歯ぎしりさせる快投の連発を心に誓った。

 岩田は11月中旬に最初の候補48選手にリストアップされたことが分かり、ひそかにフル回転を誓っていた。「中継ぎかロングリリーフでもやれと言われたら、もちろんやる。日本代表にあこがれがあるから」。阪神の先輩に中継ぎの調整法も聞くつもりだった。中日岩瀬が辞退すると「自分で良かったら(その役割を)やりたい」とも。何でもやる意気込みで、燃えていたからこそ、落選のショックは大きかった。それでも素早く気持ちを切り替えた。

 「もう終わったこと。次の日本代表に呼ばれるように頑張ります。やることは一緒ですから」。

 世界一の目標は“セ界一”に変更。原監督に「選んでおけば良かった…」と後悔させるように。「そういうピッチングが出来るようにしたい」と言い切った。今シーズンは終盤こそ打ち込まれる場面があったが、序盤は巨人キラーとして名をはせた。真弓監督も「岩田は(巨人に)攻略された訳じゃない。最後まで良い投球をしたし、悪い印象はないんじゃないか」と来季も期待する。打倒巨人のキーマンとなって、代表落ちの無念を晴らす。【佐井陽介】