<西武8-1ソフトバンク>◇18日◇西武ドーム

 ソフトバンクは敗れたが、ロベルト・ペタジーニ内野手(39)がパ・リーグ相手に初の2号アーチを放って気を吐いた。4点を追いかける6回、西武涌井の真ん中高めのカーブをバックスクリーン右にたたき込んだ。ヤクルトで日本一になった01年日本シリーズ(対近鉄)でも本塁打はなかった。「あまり打てる球は来ないと思った。打てる球をとらえた」。敵将の西武渡辺監督も「さぐりにいったボールを、1発で仕留めたのはさすが」と舌を巻いていた。

 [2010年6月19日9時8分

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