福島県相馬市出身の巨人鈴木尚広外野手(32)が28日、さいたまスーパーアリーナを訪問し、福島第1原発事故の避難区域となっている同県双葉町の町民に支援物資を寄付した。カップラーメン、文房具などを町長や子供たちに手渡した。「ふるさとから近いし、思い入れもあります。こういう状況でも笑顔で接してくれた」。6月28日には同県郡山市でヤクルト戦が行われる予定で「なんらかの形で招待したいですね。野球教室も開ければと思っています」と、野球をしながら最大限に支援を続けていくつもりだ。