阪神は1日、3日から21日まで実施する高知・安芸での秋季キャンプの日程と参加メンバーを発表した。例年通り若手中心のメンバーになったが、打撃部門のチーフ格に昇格した片岡コーチは、練習態度によっては強制送還も辞さない姿勢を打ち出した。
「覇気がない、やる気がない選手が出てこないようにしたい。そういう選手は、どんどんそうなる」
サラリと厳しいことを言った。チームの未来を担う若武者たちにとって、秋は貴重な鍛錬の場。同時に和田新監督への格好のアピールチャンスになる。だから、自分の立場を忘れて、必死さを欠くような選手は迷うことなく帰らせる。
片岡コーチは選手のよき兄貴分である一方、厳しさもチームでも指折り。その指導はプレーだけでなく身だしなみや、風紀にもおよぶ。厳しい指導の中からハングリー精神を促す役割も期待されている。若手にとってはまさに鬼コーチだ。
「20日間だけだけど、一番伸びる時期。自分たちの立場を分からせて、いくべき場所に向かわせたい。レギュラーではない選手ばかりだから、何かが足りないってこと。だから、しっかりやってもらう」
野手の参加は厳選13人。「それくらいでいいやろ。伸びしろがあると思って呼んでいる」。後半戦にレギュラーに定着した柴田や、1軍常連の大和や上本らも横一線。ガチンコ生き残りレースの火ぶたが切って落とされる。【柏原誠】
◆高知・安芸キャンプ参加メンバー
▽監督、コーチ(11人)=和田監督、有田、藪、山口、片岡、高橋、山脇、久慈、関川、吉田、伊藤▽投手(15人)=榎田、藤原、安藤、簫、筒井、秋山、小嶋、久保田、小林宏、西村、鶴、上園、若竹、白仁田、横山。▽捕手(4人)=小宮山、清水、原口、中谷。▽内野手(6人)=大和、上本、荒木、黒瀬、森田、藤井宏。▽外野手(3人)=柴田、俊介、田上。



