今春センバツ8強入りの花咲徳栄が16安打12得点の8回コールドで8強入りを決めた。
古賀夏音樹(なおき)投手(2年)が2回戦(松山)に続き先発のマウンドに立ち、「全体的に引っ張りの打者が多いと聞いていたので、外のボールとか変化球でかわしていくイメージで投げました」と、7回を7安打1失点。キレのいい直球でカウントを整え、得意のスライダーで空振りを奪い、4回をのぞく毎回の8奪三振で勝利に導いた。
2回戦から成長した姿を見せた。4-1で迎えた5回2死一、三塁。迎えた左打者に対し、1ストライクから内角に直球を2球、思い切って投げ込み、最後は外の真っすぐで見逃し三振に仕留めた。「(2回戦では)インコースに投げてからのアウトコースとか、コースの投げ分けがなかなかできなかった。今日、しっかり投げ込めたのは良かったです」と、胸を張った。
松山戦では先発し5回2/3を投げ5安打。失点はなかったものの、再三ピンチを招き苦しい投球だった。課題は緩急をつけた投球とメンタル面。岩井隆監督(56)は「攻めの投球ができた。それが収穫ですね」と、その成長に目を細めた。
夏の甲子園を目指すチームにとって、エース黒川凌大投手(3年)に続く投手作りが1番の課題だ。古賀は「もっと詰めていかないと黒川さんには近づけない。スピード、メンタル面を強くしたい」と、夏に向けさらなる成長を誓った。

