来週順延なら亜大、再来週以降なら中大が有利か。27日に神宮で行われる予定だった東都大学リーグ第4週の中大-亜大3回戦は、雨天中止となった。亜大の1勝1分け、勝ち点2の首位同士による大一番の順延日は未定で、早くても第5週終了後の5月4日以降となる見込みだ。

 第5週の中大-青学大が2日間で終われば、規定により中1日空け、4日に組まれる可能性が高い。試合のある中大とは対照的に、空き週の亜大は調整に集中できる。だが中大-青学大が3戦にもつれると状況は変わる。東京6大学との兼ね合いで週末は試合が組めず、第6週後に順延となれば、今度は中大が空き週となる。

 第7週後なら、左肘の違和感で戦線離脱中の中大・島袋洋奨投手(2年=興南)が復帰する見込み。秋田秀幸監督(56)も「島袋は(第7週の)駒沢戦はいけるかも」と話しており、この順延が優勝争いを左右しそうだ。