ノア対鈴木軍の5大シングル戦は、高山善広を加えたノアに1勝4敗と鈴木軍が大敗した。

 鈴木軍は、デスペラードが杉浦に敗れると、タイチは丸藤に完敗。飯塚がマイバッハ谷口に反則負けし、TAKAは高山にわずか1分21秒で沈んだ。最後のとりでとなったGHCヘビー級王者鈴木みのるは、ベテランの小川良成と対戦。序盤こそ、小川のテクニックに苦しんだが、徐々に関節技で圧倒し、実力を見せつけ勝利した。

 試合後、18日の後楽園大会で挑戦が決まった高山が乱入。試合開始前の調印式でサインをしなかった調印書を投げつけられたが、逆ギレして高山をボコボコにした。頭部にパンチを浴びせ、流血させると、調印書に高山の血をつけ「鈴木軍を裏切ったらどうなるか、後楽園で思い知らせてやる。18日は生きて帰れると思うな」と、鈴木は言い放った。