RIZINは8日、都内で会見を開き、すでに出場が決定している曙(46)とボブ・サップ(42=米国)の対戦を31日、さいたまスーパーアリーナでシュートボクシングのルールで行うと発表した。

 レフェリーはシュートボクシングの創始者、シーザー武志会長が務める。両者が初めて対戦した03年12月31日は、K-1ルールで戦い、曙が1回KO負けしている。サップは「2人ともスーパーヘビー級で、長くは続かないでしょうが、間違いなくエキサイティングな試合になることを約束します」と話した。

 曙は「12年前に大みそかに負けて、ずっとそれを苦しみ、悔しい気持ちを心の奥の奥に押し込んで、毎日を過ごしてきた。いずれやりたい、リベンジしたいと思っていたところにこの話がきた。正直、体のこと、年のこと、今やっているプロレスのこと、すべてを考えて、ムカムカしている気持ちを今やらないと、あとにチャンスは来ないと、すべてを切り捨てました。おおみそかは絶対勝ちに行きます」と意気込みを話した。

 また、追加カードで31日に武尊とヤン・ミンが、29日にHIROYAと西浦“ウィッキー”聡生が、それぞれK-1ルールで対戦することも発表された。