力道山、ジャイアント馬場、アントニオ猪木らと激闘を繰り広げた「人間台風」ドン・レオ・ジョナサンさんが13日(日本時間14日)、カナダ・ラングリーの病院で死去した。87歳だった。

8月から入院していたという。プロレスラーの父ブラザーの手ほどきで49年にデビュー。身長2メートル近い体格で、58年に日本プロレスで初来日し、力道山との王座戦に挑んだ。以後も国際プロレスや全日本プロレスなど通算4回来日。馬場と名勝負を繰り広げ、WWWF(現WWE)ではブルーノ・サンマルチノらが保持した同団体ヘビー級王座にも挑戦。最強レスラーに推す関係者も多かった。(デーブ・レイブル通信員)