3日にプロ格闘家に転向した北京五輪柔道100キロ超級金メダリストの石井慧(21=国士舘大4年)が18日、紫綬褒章を受章した。

 プロ転向後は遅刻や居眠りといった「大物ぶり」が目立ったが、この日は式典開始前の定刻に都内のホテルへ到着。と思ったのもつかの間、約1時間に及んだ式典に「長いっすよね…」とあくびを連発。受章を記念して奏でられた弦楽4重奏に対しても「あそこで演奏もいらないでしょ」。大物ぶりは健在だった。