新日本の後藤洋央紀(30)が空手特訓でG1クライマックス(G1、8月7日、広島サンプラザで開幕)連覇を目指す。後藤は29日、都内の日本空手協会道場で、同協会の椎名勝利師範によるマンツーマンの指導のもと、正拳突き、蹴りなど、約1時間の練習を行った。後藤は過去、キックボクシング、合気道なども経験するなど、他の格闘技にも興味を持っており、今回も知人の紹介で打撃強化を目的に空手特訓を志願した。G1初戦で打撃得意の中邑真輔戦、予選リーグ最終戦ではノアの杉浦貴戦が組まれている。後藤は「打撃で対抗したい」と連覇を見据えた。

 後藤は昨夏のG1、今春のニュージャパンカップを制しており、今回のG1で優勝すれば、史上初の3期連続Vとなる。