今年新設されたK-1の63キロ級日本トーナメントを3連続KO勝利で制したペンキ職人の大和哲也が、今後も二足のわらじを履き続けていくことを宣言した。試合から一夜明けた6日、都内で会見に出席し、「ペンキ職人はもちろん続けます。ダメージがあるので休みはもらいますが」と王者になってもアルバイトを続けながら格闘技をしていくと笑顔で語った。

 優勝した前夜はほとんど眠らず、ベルトを見ながら夜を明かしたことを告白した。大和は「寝ていないけどうれしい気持ちが大きい。達成感と安堵(あんど)感。とにかくホッとしています」と眠気をかみ殺し、喜びをかみしめていた。