WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃(帝拳)が9日、10月24日の5度目の防衛戦(東京・両国国技館)に向けて都内の帝拳ジムで2時間のジムワークを行った。レンドール・ムンロー(英国)対策について聞かれると「相手どうこうよりも、自分がどうするのか、どう戦っていくのかが重要」と、自らの戦い方のイメージをふくらませている様子だった。

 この日はシャドーと筋力トレーニングに時間を費やし、「順調です」とほおを緩めた。それでも「さらにもっともっとボクシングのレベルを上げていきたい。試合当日は間違いなく最高の西岡利晃を見せます」と満足せず、試合には万全の状態で臨むつもりだ。