ノアの鈴木鼓太郎が、金丸義信の持つGHCジュニア王座挑戦を表明した。9月の武道館大会で青木篤志を撃破し、「勝手におれに挑戦権があると思っていた」と、満を持しての表明となった。鈴木は過去3度、同タイトルに挑戦し、いずれも獲得に失敗している。05年には現王者の金丸に敗れており、雪辱戦となる。王者を「昔と比べてシャープで速くなっている。1番いい状態なんじゃないか」とたたえつつ、「今回はベルトを巻きたい。自分はもう(デビューして)10年目になるから」と、節目の年に初戴冠を誓った。

 会場はあえて指定しなかった。「会社とチャンピオンに任せる。武道館で組んでもらえれば最高。あとはこの試合の価値を会社がどうとらえているかだと思う」。ノアジュニア勢の主力同士の対決でもあり、12月5日の武道館大会での開催が有力だ。