<JWP>◇28日◇横浜ラジアントホール◇観衆175人

 期待の若手・中森華子(23)が初めて「夏女」の称号を手にした。

 JWPとアイスリボンによる参加8チームの混成タッグトーナメント戦「J

 RIBBON-夏女決定トーナメント」に成宮真希(27)と組んで臨んだ中森は、準決勝で藤本つかさ、ラビット美兎組を下すと、決勝では志田光、中島安里紗組と対戦。志田の強烈なヒザ蹴りや中島のだるま式原爆固めに苦戦したものの、最後はデスティニーハンマー(延髄へのダイビングニー)からの片エビ固めで中島を仕留めた。

 今回、アイスリボンとの合同開催となった夏女決定トーナメントを制した中森は、「試合内容は納得がいかなかったし、悔しい気持ち」としながらも、成宮については「後輩だけど頼もしいパートナー」と評価。自身は8月12日の東京キネマ倶楽部で行なわれる「獅子の穴」興行で、Leonが率いる獅子の穴から卒業することが決まっているが、新たに入門することになった成宮とトーナメントのタッグで優勝できたことで、「一緒に練習する時間は短かったけど、獅子の穴として最後のタッグで、優勝という結果が残せて嬉しいです」と笑顔を見せた。