16日のIGF東京ドームシティホール大会で戦う、ケンドー・カシン(44)とボビー・ラシュリー(36)が5日、インターネットを通じて会見した。所在不明のカシンと、米国在住のラシュリーは、都内のIGF事務所のモニター画面に登場して質疑応答をした。

 新日本時代の盟友・中西学(45)が、中心性頸椎(けいつい)損傷から1年4カ月ぶりに8日の両国国技館大会で復帰することにカシンは「大丈夫なのか。新日本は何かあったときに責任取れるのか。感動ストーリーにしてしまってはいけない」。中西とタッグを組む永田裕志(44)が守るのではという質問には「永田裕志は金を一銭も出さないぞ」と意味不明の受け答えをしていた。

 ラシュリーは「何度も戦ったことがあるいい選手。いい戦いができると思う」と話した。