ボクシングの元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者・石田順裕(37=フリー)が8日、WBA世界ミドル級タイトルマッチ(3月30日、モナコ)へ向けた調整のため、関西空港からソウル経由で渡米した。

 対戦相手は25戦全勝の最強王者ゲンナジー・ゴロフキン(30=カザフスタン)。石田は、米ロサンゼルス滞在中も闘争心をかきたてるため「ゴロフキンの写真を持っていきます」と明かした。次男璃空(りくう)くんが昨年11月に誕生後初の試合。「頑張ります」と意気込んで、米国へと旅立った。会場のモナコへは、試合の約1週間前に入る予定だ。