世界3階級制覇王者で現WBA世界バンタム級王者の亀田興毅(26=亀田)が28日、都内の所属ジムで公開練習に臨んだ。

 4月7日、同級11位パノムルンレック・カイヤンハーダオジム(29=タイ)との6度目の防衛戦を控え、興毅は練習パートナーとなる東洋太平洋スーパーフライ級8位ジェルウィン・アンカハス(21=フィリピン)と4回のスパーリングを公開。接近しながら連打を放ち、3年ぶりとなるサウスポーとの対戦に向けて順調な調整ぶりを伺わせた。

 今回は挑戦者が2度も変更された興毅は「とにかくサウスポーに慣れることが大事。3年間、左とやっていないと『こんなに変わるんか』と思った。調子はボチボチやと思う」と口にした。

 また4月1日からWBO、IBFが日本で承認され、WBA、WBCと合わせた主要4団体で世界王座を狙えることを受け「めっちゃ、いいことやと思う。IBFやWBOで4階級制覇を狙えたらええな」と話していた。