日本ボクシングコミッション(JBC)は7日、東京都内で記者会見し、国際ボクシング連盟(IBF)スーパーフライ級の亀田大毅選手(亀田)が昨年12月の統一戦で敗れながら王座を保持した問題で混乱を招いたとして、亀田ジムの吉井慎次会長と嶋聡マネジャーのライセンス更新を認めないと発表した。事実上の資格剥奪となる。

 ジムは活動停止となり、興毅、大毅、和毅の兄弟3選手が国内で試合をするためには、新たに会長、マネジャーを置くか、他ジムへの移籍などの措置が必要になる。

 亀田ジム代理人の北村晴男弁護士は再審議を要請した上で処分が覆らない場合、無効を訴え提訴する意向を示している。