2021年東京オリンピック(五輪)ボクシング男子ミドル級日本代表の森脇唯人(29=ワールドスポーツ)が、因縁の再戦でプロ初王座を狙う。
東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・スーパーミドル級王者ユン・ドクノ(30=韓国)への再挑戦(2日、東京ドーム)を控えた1日、東京・後楽園ホールでの前日計量を76・1キロでパス。「いつも通り。僕にしかできないボクシング、スピードとちょっと変わった動きを見てもらえたら」と余裕をみせた。
森脇は昨年12月にプロ2戦目でユンに挑戦したが、4回に偶然のバッティングでユンが左目上をカットして試合続行不可能となり負傷引き分けに終わった。仕切り直しの一戦に「前回からの続きではなく、また新しいものという感じ」と気持ちを切り替えて調整をしてきた。
試合は世界注目の井上尚弥-中谷潤人戦の前座。東京ドームは5万5000人の大観衆で埋まる見込み。「東京ドームは17歳の頃に当時好きだったBIGBANGのライブに行って以来。だからめっちゃ楽しみ。だからといって五輪を経験しているからなのか、会場の雰囲気にのまれることはない」と森脇。
スーパーミドル級で日本人世界王者は誕生していないが「そこがこの階級でやっていく魅力の一つ。海外でいろんな王者と手合わせして、まったく差を感じなかったからここで戦っている。これからがすごく楽しみ」。自らの拳で新たな歴史を刻む決意だ。

