<全日本:大阪大会>◇12日◇大阪・ボディメーカーコロシアム第2競技場

 世界タッグ王者の秋山準(44)大森隆男(44)組が、メーンでKENSO(39)長井満也組(45)の挑戦を受けた。

 相手のラフファイトを真っ向から受け止めて、跳ね返した。最後は大森がオノ爆弾で長井を沈めて、初防衛に成功した。

 秋山は、4日に全日本プロレスの新社長に就任したばかり。社長としての初戦を白星で飾った。大会前には「ここ大阪から本当の新生全日本が始まる。皆さんに喜んでいただける試合をやっていきます」とあいさつして、ファンから大きな歓声を浴びていた。

 試合後の秋山は、社長兼選手であることの負担について「まだわからないが、あるでしょう。ただやると決めたから。オレがやらなきゃ誰がやると思っているので。体が続くかぎりやります」と話していた。