ボクシングの亀田ジム会長らへの処分により国内で試合ができない亀田興毅(27)が30日、海外での試合も考えていることを明らかにした。

 フィリピンへの合宿出発前に成田空港で「日本で試合がしたい。ただ、海外も選択肢の1つで考えなきゃいけない」と語った。

 打開策としてUNITEDジム移籍によるボクサーライセンス更新を申請したが、日本ボクシングコミッション(JBC)に認められなかった。再申請や新たな移籍先を探すことは厳しい状況。

 世界3階級制覇の実績がある亀田興は「すぐに答えは見つからない。目の前は真っ暗。一から見つめ直したい」としんみりした表情で話した。