日本初の世界3階級制覇を目指す亀田興毅(亀田)が16日、都内の亀田ジムで26日の同級5位アレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)とのWBA世界バンタム級王座決定戦(さいたまスーパーアリーナ)に向けて練習を公開した。縄跳び、シャドー、軽めのミット打ちと約30分間、軽く体を動かした。

 これまで主戦場にしていたフライ級より2階級上のバンタム級での世界戦に、興毅は「集中しないとアカン。(相手が)パワーがあるからパンチをもらわないように。手数もいつも以上に出さないとアカン」と集中力を高めた。「(6階級制覇王者)パッキャオみたいに動いて一方的に打つのが理想。見た人が良かったなって言える試合をしたい」と意気込んでいた。