29日に初防衛戦(大阪府立体育会館)に臨むWBA世界スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕(34=金沢)が25日、大阪市内で予備検診を行った。「身長170センチ」という情報だった、挑戦者で同級15位のオネイ・バルデス(34=コロンビア)が、実は178センチだったことが判明。石田はリーチも5センチ劣ったが「小さい選手とやってましたけど、そんなに気にならないです」と余裕の表情を見せた。勝てば34歳4カ月での世界王座防衛となり、内藤大助の34歳8カ月に次ぐ、日本人歴代2位の高齢防衛。「重量級は経験を積まないといけない。一番いい時期だし、若づくり頑張ってますから」と意気込んだ。