新日本のIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(34)が、メキシコへの「凱旋(がいせん)武者修行」を誓った。4日、昨年に続いて8月27日の武道館大会後から9月中旬まで、メキシコCMLLへの単独遠征が決定。都内の新日本事務所で会見した棚橋は「最高の試合をしてメキシコへ行きたい」と闘志をたぎらせた。

 今月18日の北海道・真駒内大会で、タッグ王者ジャイアント・バーナードのシングル王座挑戦を受ける。前日3日にタッグ王座とりを狙って返り討ちに遭っただけに「前哨戦を有利に戦って、突破口を見いだしたい」と6度目の防衛へ万全の準備を整えるつもりだ。