5月の全日本・神戸大会でスーパー・ヘイト(41=本名・平井伸和)を殴り、暴行罪で罰金20万円に命じられたMAZADA(36=本名・正田和彦)が14日、都内で会見した。前日13日に釈放されたばかりとあって「今後のことは何も考えていない。深く反省するだけ。まずは全日本に謝りに行きたい」と頭を下げた。

 一緒に逮捕され罰金30万円を命じられた元レスラーTARU(本名・多留嘉一=47)については「罰金を払うところで分かれた」。2人で共謀したと報じられたことに「自分は、あくまでも止めに入った。だけど、興奮してしまい2回往復ビンタをした」と説明した。今後はメキシコにいる家族と連絡を取り「生活があるので、何らかの仕事をする」。リング復帰について「使ってもらえるところがあるならば」と未練を見せた。全日本の内田昌彦社長は「今後も経緯を見守りたい」と話した。